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知っ得!!<【終活】死後事務委任契約ってなに?>

高齢化や核家族化が進むにつれて、身寄りのないおひとりさまや親族が居ても頼ることが難しい方が増えてきています。自分の死後、葬儀や自宅について不安を抱えている方も多い事でしょう。今回はその不安を解消するひとつの手段として、死後事務委任契約をご紹介いたします。

 

■死後事務委任契約

死後事務委任契約とは、<自分の死後に発生する相続手続き以外の事務処理>を信頼できる第三者に依頼しておく契約のことです。身寄りのないおひとりさまや親族に負担を掛けたくない方でも、生前に契約しておくことで安心して老後を過ごすことが出来ます。

尚、契約における費用は委任内容によって異なりますが、実費も含めて約150万~300万ほどが必要になる場合があります。

 

 

■依頼できる内容とは

委任内容は非常に幅広く、依頼者の希望に合わせて細かく指定しておくことが出来ます。

 

 

遺言に、上記のような希望を記載しても法的な拘束力はありませんので、このような希望を確実に叶えてもらうには、死後事務委任契約が有用です。

 

 

■死後事務委任契約の流れ

実際の契約の流れについてみていきましょう。

 

 

■まとめ

死後事務委任契約は、依頼者が亡くなった後でも依頼者の希望を確実に叶えることができます。

死後事務委任契約とあわせて、遺言書や遺贈等の他の方法も活用していくと良いでしょう。

ただし、相続に関する制度等の内容も理解し慎重に契約の内容を検討する必要がありますので、一度、専門家に相談すると良いでしょう。

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