知っ得!!<相続税の対象になる相続財産って?>
亡くなった人の財産を相続する場合、その相続財産には、プラスの財産だけではなくマイナスの財産もあります。今回は相続税の対象となる相続財産はどのようなものなのかご紹介いたします。
■相続財産ってどんなもの?
相続財産とはどのようなものなのでしょうか。相続財産の主な例をまとめてみました。
相続財産には、プラスの財産はもちろん、マイナスの財産も含まれます。住宅ローンやその他に借金があった場合にも、相続人が引き継ぐことになりますので、マイナスの財産についてもしっかり把握しておかなければいけません。
■相続税 課税?or非課税?
相続税は、プラスの財産からマイナスの財産を差し引いて計算しますので、借入金、お通夜や葬式にかかった費用も相続財産から差し引くことができます。
遺族に支払われる死亡保険金や死亡退職金はプラスの財産とみなされますが、この「みなし財産」は、【500万円×法定相続人の人数分】までの金額は非課税とされます。
また、仏壇や仏具、お墓なども非課税になる相続財産です。
■財産の把握が第一歩
特に、ネット銀行の預貯金や仮想通過などは、本人しか把握していない、家族が気づきにくい資産には注意が必要です。まずは、財産をすべて書き出して、財産の内容を把握しておくのが相続準備への第一歩となります。まずはその第一歩から踏み出してみましょう。