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知っ得!!<親等ってなに? 親等の数え方>

親等とは“親族同士の関係性をあらわす”もので、遺産相続では「親等」というワードがよく登場します。相続人(相続する人)が「直系尊属」である場合には親等が近い順に相続人となる順位が決まります。そこで、今回は「親等の数え方」についてご説明いたします。

💡「直系尊属」とは?⇒父母・祖父母など、自分より前の世代で、直通する系統の親族のこと

■主な親等の数え方

親等の数え方は、親子関係を辿るごとに1親等を加えていくという仕組みです。主な親等は下記のようになります。

三親等の説明図

1親等の血族:父母、子

2親等の血族:兄弟姉妹、祖父母、孫

3親等の血族:おじ・おば、おい・めい、ひ孫、曽祖父母

4親等の血族:いとこ、等

 

遺産相続における法定相続人になれるのは、原則として配偶者と1親等の血族のみです。「親等」は遺産相続以外でもよく出てきますが、自分で数えると間違えてしまう可能性もあります。

遺産相続の権利が認められる親族の範囲等、不明点がある場合には当協会の専門家にご相談いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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